舐める・舐められる、それぞれの心の動きについて考えてみよう

オーラルセックスをする方とされる方で精神的な違いはあるのでしょうか?一般的な考え方としては、舐めさせる方が気分的に上位に立っているような気がします。しかし、舐めることで相手をイカせることは、達成感があってそれはそれで楽しいものです。
果たして、舐める・舐められるそれぞれの立場の気持ちにはどのような違いがあるのでしょうか?オーラルセックスと心の動きについて見ていきましょう。
オーラルセックスの精神的満たしとは
オーラルセックスとは、簡単に言うと性器を舐める行為です。性感帯に直接刺激を与えるわけですから、大きな快感を得ることができます。また、「舐めさせる」という行為そのものが、精神的な満たしを得ることができるポイントです。セックスに上下関係というものはありませんが、舐めてもらうということは、「相手に奉仕をしてもらっている」という気持になれるからです。つまり、自分が上でパートナーが下になり、まるで言いなりにさせているような優越感があるんですね。
オーラルセックスは性器を効率よく愛撫するプレイであるとともに、上下関係を連想させるシチュエーションプレイでもあるわけです。だから、男女問わず「舐めてもらいたい」と思うものなのです。
汚いから舐めさせたい!
舐めさせることは優越感を得ることに繋がります。しかし、ペロペロされる部分がどこでも良いわけではありません。顔なんかを舐められても、唾液のニオイが鼻について、嫌悪感を得ることもあるでしょう。やはり、性感帯ないし性器を口でしてもらうことに意味があります。
そもそも、性器というのは生殖行為に使われるだけではなく、排泄行為にも使用しますね。ですから、体の他の部位に比べれば、多かれ少なかれ「不潔である」といえます。実はその「汚いところ」という認識がオーラルセックスの大きなポイントであるのです。
最愛の人が、不潔・不浄である性器を舐めてくれる…その思いが、オーラルセックスの優越感をさらに倍増させているのです。
実は舐める方もS的な心理が働いている
舐めさせる側の心理としては、優越感が大きなポイントとなります。では、舐める側としてはどうなのでしょうか?ある心理学の研究では、オーラルセックスには独占欲が関係している、ということが言われています。舐めるという行為は、ある意味で好きな人の体の一部分を食べて、自分ものにしてしまいたいという深層心理が働いているのだとか。つまり、舐める側も、オーラルセックスをすることで「相手を自分のものにしてやった」という優越感があるんですね。
確かに、女性器をクンニする時、男性のほとんどは「舐めさせられている」なんて感情はないはずです。むしろ「舐めてよがらせたい」「良い鳴き声を聞きたい」という、ある種のS的な心理が働いているはずです。こうした感情はまさに、舐めることで女性を従えたい、自分の思い通りにしたいというものからくるといえるのではないでしょうか。

セックスは男女が平等に性を楽しむことができる素晴らしい行為です。責め側、受け身と立場の違いはありますが、実はそれぞれが優越感を得ているものなのです。舐めさせている、舐めてやっている、それぞれのアンビバレンツな感情が入り混じり、お互いが上に立ちたいと思いながら性行為というのが成り立っているということなのですね。なんとも不思議なものです。